中国の王毅国務委員兼外交部長(外相)が12日、中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)発足20周年を記念するレセプションで「波瀾万丈の20年、新しい1ページを切り開くために奮闘を」と題する談話を発表した。人民日報が報じた。
王部長は談話の中で、「20年前、中国とアフリカ諸国の指導者が北京で集い、第1回FOCACを開催し、中国とアフリカの関係は新たな起点に立った。ここ20年、フォーラムは平和、発展、協力などの時代の流れに順応し、対アフリカ協力を牽引するフラッグとなり、多国間主義を実行するモデルケースとなり、互恵・ウィンウィンの模範となり続けてきた」とし、中国とアフリカの関係を時代の流れに順応させてさらなる高みへと引き上げ、その協力の質をなお一層向上させて、高度化させ、FOCACが難関を攻略して革新、発展を遂げるために、「団結を強化し、さらに緊密な中国・アフリカの発展共同体を構築する」、「共に困難を乗り切り、中国・アフリカ衛生健康共同体を構築する」、「互恵・ウィンウィンを実現し、中国・アフリカ発展共同体を構築する」、「勇敢に重責を担い、人類運命共同体構築を促進する」―――の4つの提案を行った。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年11月14日