中国国内の新型コロナウイルス感染が効果的に抑制されるにつれて、第3四半期には各地の交通状況にも渋滞が見られるようになり始めている。中国中央テレビ局(CCTV)のビジネスチャンネルが伝えた。
ナビゲーションアプリ・高徳地図のデータによると、第3四半期、通勤ラッシュの時間帯に、中国全土の7.48%の都市で渋滞が起きており、58.17%の都市ではのろのろ運転だった。残りの34.35%の都市は車の流れがスムーズだった。
またデータによると、ラッシュ時の平均渋滞待ち時間が最も短かったのは甘粛省蘭州市で、約5分。最も長かったのは遼寧省瀋陽市で、約17分だった。瀋陽は乗車中に渋滞を17分待たなければならなかったものの、第3四半期で最も渋滞していた都市ではなかった。平均時速で見ると、重慶市が時速23.32km/hで、第3四半期に中国全土でラッシュ時に最も渋滞した都市だった。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年10月29日