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胃の調子が悪く検査が必要だが、胃カメラが気持ち悪く病院に行きたくない時は、どうすればいいだろうか?それではカプセルロボットに助けてもらおう。2020オンライン中国国際スマート産業博覧会の5G革新発展サミットフォーラムはメディア招待イベントを開催した。記者の調査によると、中国聯通重慶市分公司と金山科技は今年6月、5Gスマート診療センターを共同建設した。同スマート診療センターの5G+VR(仮想現実)スマートゼロ感知カプセルロボット胃カメラ診療システムにより、患者は小さなカプセルを1つ飲むだけで、痛みがなく麻酔も打たずに胃病などの消化器疾患の正確なリモート診療を受けられる。環球網が伝えた。
カプセルロボットは5G技術の発展により現在第4世代まで発展しており、直径は11ミリ、長さは27.5ミリ。前世代の製品と比べると、5Gやスライス技術を集約し、5Gネットワークの広帯域・低遅延の特徴を利用し、画像のリアルタイム伝送を実現し、特別にデータの読み取りを行う必要がない。さらに服用後、カプセルは自動的に患者の胃や小腸などの消化器の全面的な検査を行う。同時にカプセルが胃に入った後、2つの磁場によりカプセルの動きをコントロールできる。
医師は診療中に5Gを使いカプセルロボットの体内の活動をリモート調整し、リアルタイムの画像を取得し患者の病気の状況を迅速に診断する。こうすることで従来の胃カメラの不快感が軽減するだけでなく、医師の診断の精度も向上する。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年9月8日