中国で日本語学ぶ小中高校生を対象に日本語学習成果オンライン募集イベント開催

人民網日本語版 2020年06月30日11:18

今年の初めから新型コロナウイルス感染が中国全土に拡大し、感染拡大対策のために、各地で小中高校の登校再開が延期となった。そのため、中国全土の小中高校は、オンライン授業やオンラインでの宿題などを取り入れて、各科目の授業を柔軟、かつ秩序立てて進めてきた。

新型コロナウイルス感染防止対策が実施される中、教師や学生の士気を高め、日本語を積極的に学ぶムードを盛り上げようと、人民教育出版社課程教材研究所は4月から、「声で成長を記録し、色彩で希望を描く」をテーマにした日本語学習成果募集イベントを始めた。同イベントは、中国全土で日本語を勉強している小中高校生を対象とし、日本語の筆記、朗読、作品デザイン、手工芸、歌、ダンスパフォーマンスなどの部門が設けられた。

そして、18の省、自治区、直轄市の学校150校以上から、759作品が寄せられた。それらの作品は、小中高校の日本語教育の成果であり、日本語を学ぶ青少年が、中日両国が互いに見守り、助け合い、共に新型コロナウイルスと闘おうとする思いも反映している。

※小学生の部 受賞作品(一部)

筆記部門

表題:「自己紹介」

作者:劉■瑶(■は女へんに青)

学校:蘇州科技城外国語学校

評価コメント:とても整った字で素敵です。ひらがなの優しさが感じられます。丁寧に書いているところがとてもいいですね。上手ですよ。

手工芸部門

表題:「粘土で作った文字」

作者:周龍沢

学校:西安外国語大学附属西安外国語学校

評価コメント:

(1)とてもかわいい作品ですね。口のないネコはどうやって息をするのかな?

(2)平假名と片假名を3組作ってくれました。どれもうまくできています。「え」をもう少し丁寧に作れるともっと良くなります。字も絵もとても生き生きとしています。笑っているトトロを見ると、とても楽しい気分になります。

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