5月10日、甘粛省敦煌莫高窟を見学する観光客(撮影・張暁亮/写真著作権は人民図片が所有のため転載禁止)。 |
新型コロナウイルス感染予防・抑制期間中、甘粛省敦煌市にある世界文化遺産の敦煌莫高窟では、莫高窟の遺跡洞窟の公開のみを再開させる。莫高窟デジタル展示センターは映像鑑賞サービスを一時休止し、敦煌蔵経洞陳列館・敦煌研究院院史陳列館・敦煌研究院美術館・敦煌石窟文物保護研究陳列センターなどの施設も当面開館は行わない。莫高窟は1日あたり入場券予約販売数を、通常の最大数の30%にまで調整し、その具体的な入場券販売数は1日1800枚までとし、旅行会社が主催する団体予約も当面受け入れない。人民網が伝えた。
また、現有の莫高窟洞窟の入場券優遇政策をベースとして、開放再開日から2020年12月31日までの間、全国の医療従事者は、本人の有効な身分証および職業資格証に基づき、入場料免除という特別優遇措置が適用される。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年5月12日