湖北省武漢市蔡甸区では28日夜、同市の新型コロナウイルス感染による肺炎患者を専門に収容治療する火神山医院の建設工事現場とその周辺を明かりがこうこうと照らし、車両が盛んに行き来し、急ピッチで作業を進める様子がみられた。人民網が中国新聞網などの報道をまとめて伝えた。
工事現場では、多くの作業員がマスクを着用し、数十台の重機が音を鳴り響かせ、整地の済んだ現場で夜間も作業が行われていた。忙しく作業は進められていたものの、秩序は乱れておらず、整然としていた。敷地内では、1棟目の箱状構造物連結式仮設建築物の建設が始められていた。
同日発表された火神山医院の最新設計図によると、この工事の建築総面積は3万3900平方メートルで、病院全体には病室や診察室、ICU、医療技術部、ネットワーク機械室、備品倉庫、ゴミ仮置き場、救急車洗浄スペースなどが設置されるという。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年1月29日