福建省▲田市(▲は草かんむりに甫)に住む木彫りの彫刻家である林建軍さんは、16歳の時から師匠について木彫刻を学び、20年以上作品を世に送り出してきた。▲田市の伝統技法である「精微透彫」の研究に邁進し、2018年には福建省無形文化財リストに「▲田木彫刻」の代表伝承人の栄誉を与えられている。2014年、林さんは同郷の陳琴さんとめでたく結婚。夫の影響で妻の陳さんも木彫刻に魅せられ、中国伝統技法の「金銀錯」を取り入れて、香木の「沈香」に金細工を施した装飾品を作っている。夫婦は互いに学び合い、助け合いながら、学校でセミナーを開いたり、弟子をとって、技法を伝授しているほか、無形文化財の展示といった方法で「▲田木彫刻」技法の発揚に務めている。そして夫婦仲良く彫刻刀を手に幸せな人生の道を彫り続けている。人民網が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年10月26日
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