日本の人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版最新作「名探偵コナン ゼロの執行人」の中国語吹き替え作業がこのほど終わった。テレビアニメ版と同じく、同作品でも李世栄がコナン、張傑が工藤新一、季冠霖が毛利蘭、藤新が人気キャラ・安室透の声を担当している。劇場版コナンが中国で上映されるのは2年ぶりで注目が集まっており、コナン人気は依然として衰えておらず、期待が高まっている。中央広播電視総台国際在線が報じた。
トップ声優と人気アイドルが劇場版コナンで共演
中国で劇場版「名探偵コナン」が上映されるのは2年ぶりで、多くの人が映画館でこの名作アニメを鑑賞するのを楽しみにしている。中国語への吹き替え作業も順調に終わり、多くの人が注目しているポイントは同映画がいつ上映されるかだ。
上述したキャラクターのほかは、歌手の李子■(■は王へんに旋)が円谷光彦、郭月が映画オリジナルキャラクターの橘境子、馬栗がニュースキャスターを担当している。実力派声優らが共演しているほか、人気アイドルもその中に加わり、豪華メンバーとなっている。
頭悩ませる推理+壮絶アクションシーンに期待高まる
「名探偵コナン ゼロの執行人」では、各国の要人が集う東京サミットが開催される施設「エッジ・オブ・オーシャン」にある国際会議場で大規模な爆発が発生し、現場を警備していた警察官が数名死傷する。現場の監視カメラの映像に、公安警察の捜査官・安室透の姿が一瞬だけ映っていた。さらに、事件現場の遺留品から採取された指紋が、毛利小五郎の指紋と一致してしまうという予想外の展開になる。そのテロ事件は、秘密組織の犯行で、コナンは深い霧の中から一つだけの真実を探す。
コナンが推理して事件の真相を次々に暴く「名探偵コナン」では、警察もお手上げの難事件やトリックに、見る人も頭を悩ませるが、「ゼロの執行人」では公安警察を操る警察庁の秘密組織・ 通称「ゼロ」の秘密がついに明らかになる。22作目となった同作品は、「一歩一歩真相に近付く」ための重要な部分と称され、「真実を暴く者VS正義を貫く者」というキャッチコピーや、推理版「ワイルド・スピード」と言われるアクションシーンなどが目玉で、今年最も期待の高い作品となっている。
「名探偵コナン ゼロの執行人」の中国での上映を楽しみにしよう。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年9月14日
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