朝鮮中央通信の1日の報道によると、朝鮮の最高指導者・金正恩氏はこのほど中国と国境を接する新義州の新義州化粧品工場を視察した。中国中央テレビ(CCTV)が伝えた。
新義州化粧品工場は1949年に完成した朝鮮初の化粧品生産拠点であり、朝鮮最大の化粧品工場でもある。報道によると、金氏は工場の生産と現代化の状況を詳しく視察。製品を世界の有名ブランドと比較し、引き続き品質を高め、包装によって外観を良くするよう指示した。また、「春香」ブランドの専門店を平壌にオープンするよう指示した。金氏は新義州化粧品工場が化粧品産業の発展をリードし、民生改善に具体的貢献をすることを期待し、信じると表明した。
金氏は前日に平安北道の薪島郡を視察し、同地を化学繊維原料拠点とするよう指示した。
新義州と薪島郡はともに中国の丹東と隣接しており、以前朝中が共同開発した黄金坪経済特区も薪島郡に位置する。金氏は今回2日続けて朝中国境地域を視察した。金氏による国内視察はシンガポールでの朝米首脳会談と3回目の訪中後初だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年7月3日
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