ノーベル物理学賞受賞者で、著名物理学者である楊振寧氏とその妻の翁帆さんによる新著「晨曦集」の出版発表会が10日、北京の清華大学高等研究院で行われた。同書には、科学界でも偉大な科学者として知られる楊氏の学問研究に対する考えと母国に対する思いが記されており、楊氏のここ数年の考えや心の軌跡を知る上で重要な資料となっている。同書では、楊氏が米国国籍を放棄した際の声明から加速器や高エネルギー物理学といった話題を集めている問題に対する専門的な内容、ここ数年の科学史研究に関する代表的な文章、さらには大学院生の育成といった社会的な問題についても言及されている。中国新聞網が伝えた。(編集YK)
「人民網日本語版」2018年5月11日
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