四川料理は中国人に最も人気のある料理の一つであり、四川料理の麻婆豆腐といえば日本人で知らない人はほとんどいないというほど有名だ。「四川グルメ旅in四川フェス」が認定した「四川料理の名店」を授賞するイベントが6日、東京渋谷で行われた。成都文旅営銷管理有限公司の譚暘総経理が四川省を代表し、日本の四川料理店「陳家私菜」に「四川料理の名店」の称号と記念プレートを授与した。在日本中国大使館領事部の梁哲明領事や中国国家旅游局駐東京弁事処の湯治副代表、中日両国のゲスト約100人が同イベントに参加した。人民網が伝えた。
「四川グルメ旅in四川フェス」は四川省旅游発展委員会と四川省商務庁が主催する公認イベントで、グルメと美しい風景という二大観光テーマを融合させ、世界中の優れた四川料理店を発掘し、四川省の魅力を世界各地へ発信し、全世界における四川観光の知名度と評判を高めることを目指している。在日華人の陳厖涌さんは1995年に「陳家私菜」を開店し、すでに直営店を7店舗も開いており、日本で四川料理を普及させる先駆け的な存在となっている。そして今回日本で初めて「四川グルメ旅in四川フェス」から「四川料理の名店」の称号を得た。
同店のオリジナル料理「頂天石焼マーボー豆腐」は、日本の「激辛グルメフェスティバル」ですでに三年連続で売り上げトップに輝いており、イベント会場ではゲストたちにこの料理の独特な調理工程が披露された。また、在日中国調理人精英協会の楊聡副会長は会場で新たな四川料理である「四川風沸騰ガキ」の調理を披露した。会場のゲストたちは、楊聡副会長が披露する複雑で見事な調理工程を目にし、四川文化を全面的に理解し、四川料理の素晴らしさをより深く感じ取った。また、川劇の変臉や長嘴壺茶芸のパフォーマンスも披露され、会場は大いに盛り上りを見せた。
同日のイベント会場では、四川省の四大特色グルメルートが発表された。これらのルートでは、四川グルメの「ピリ辛で食欲をそそる香り」、四川の絶景のどこまでも続く景色を通して、日本の観光客を魅了するとしている。(編集YK)
「人民網日本語版」2018年4月9日
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