今回の中国シルク博物館での展示では、東京国立博物館から日本の貴重な絹織物28点が出品されている。江戸時代の和服や皇族が身につけていた打掛などのほか、もともと法隆寺と正倉院に所蔵されていた大変貴重な展示品12点も含まれている。東京国立博物館の職員によると、法隆寺の展示品の数点は初めての海外への出品となり、それが中国シルク博物館での展示になるということだ。
今回の展示の主催者の一人である陸芳芳さんは、「展示期間は3ヶ月だが、この12点の展示品は非常に貴重なもので、東京国立博物館は4点ずつ交替で一ヶ月間にわたって展示するように要求している。日本でも、正倉院の宝物は1年に1度だけの展示となっている」と語った。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年9月29日
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