2016年9月12日  
 

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中国初の「趣」ある中国人を分析した「中国趣味報告」発表  (2)

人民網日本語版 2016年09月12日13:50

○音楽、スポーツ、読書は全国民に人気の趣味

それでは、中国人に最も人気が高い趣味とはどんな趣味だろうか?1960年代生まれから2000年代生まれの趣味ランキングによると、トップ3の音楽(55%)、スポーツ(46%)、読書(40%)が堂々「全国民的趣味」となっている。このうちトップの音楽は、ほぼ全ての年齢層において、趣味ランキングの首位または第2位を占めた。

当然のことながら、年齢層が異なると、趣味も異なってくる。2000年代生まれ、1990年代生まれ、1980年代生まれは、制約のない自由をこよなく愛し、1970年代生まれと1960年代生まれはすでに成熟した年齢に入り、セルフケアを重視している。エネルギーがあり余っている若者にとって、映画鑑賞、ゲーム、アイドルの追っかけは常に彼らの趣味となっており、動物を自然に帰すこと、二次元(漫画・アニメ・ゲーム)、ハンドメイドなどが彼らにとって新しい趣味となっている。だが、年齢が上がるにつれて、これら娯楽的な趣味に対する関心度は次第に低下し、それに代わってセルフケアに対する興味が急速に高まってくる。

面白いことに、中国人の趣味にも時代の変遷が見られる。調査によると、2016年リオデジャネイロ・オリンピック開催中、スポーツに対する中国人の関心は急速に高まった。特に、自由奔放なイメージの傅園彗選手の人気が沸騰したことで、水泳教室への申込者数が倍増したという。このような状況から、国民の趣味は決して永遠に不変ではなく、時々刻々変化していることが明らかになった。


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