上海市は、中国大陸部で多国籍企業の地域本部が最も集中する都市という地位を保っている。このほど開催された上海市政府の記者会見で明らかにされたところによると、今年6月末現在、市内の多国籍企業地域本部は558カ所あり、外資系の研究開発センターは累計400カ所を突破したという。
ここ数年、外資系の本部経済と研究開発経済が「3つのチェーン」をめぐり、上海での配置を加速させている。上海は今や多国籍企業のグローバル「革新チェーン」の重要な集中都市だ。多国籍企業のグローバル「バリューチェーン」の重要な都市で、地域本部、設計、営業販売、決済、投資など各機能の中心を担う。また多国籍企業が世界に張りめぐらす「供給チェーン」の最もコアな集中点だ。
今年上半期、市内で新たに認定された多国籍企業地域本部は23カ所で、うちアジア太平洋地域の本部でもあるものが8カ所、新たに設立された投資会社の地域本部が8カ所に上った。6月末現在、外資系企業が市内で設立した多国籍記号地域本部は累計558カ所に上り、このうちアジア太平洋地域本部は49カ所、新規設立投資会社の地域本部は320カ所だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年8月17日
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