16日から開催されている第5回北京国際映画祭において、中国中央テレビ局(CCTV)の6チャンネルが共催するイベント「中国語映画新焦点(ニュー・フォーカス)」が18日、国家体育館副館で開催された。インターネットサービス大手・騰訊(テンセント)の程武・副総裁やスマートフォンメーカー・小米科技(シャオミ)の創始者である雷軍・会長、共同購入サイト・美団網の創始者である王興・最高経営責任者(CEO)など、インターネット業界の実力者が集まった。また、陳凱歌(チェン・カイコー)監督、徐峥(シュウ・チェン)監督、張一白(チャン・イーバイ)監督、女優の楊幂(ヤン・ミー)、俳優の黄暁明(ホアン・シャオミン)、蘇有朋(アレック・スー)、鹿晗(ル・ハン)、董成鵬(ドン・チュンプン)らがレッドカーペットを歩き、会場を盛り上げた。
「映画+インターネット」をテーマにした同イベントでは、ネットユーザーも評価に参加したIP (Intellectual Property)賞などが発表。黄暁明が「男神賞」、楊幂が「女神賞」、鹿晗が「新人賞」を受賞した。また、再生回数21億回以上を記録した、董成鵬が主演を務める映画「煎餅侠(A HERO OR NOT)」が、「ネット上で最も人気のIP賞」、再生回数約20億回を記録した、叫獣易小星が旗を振る「万万没想到」が「ネット上で現象を起こしたIP賞」を受賞した。黄暁明や楊幂が主演を務めた「何以笙簫默(Silent Separation / My Sunshine)」は、「最も人気のIP賞」を受賞した。興行収入12億元(約228億円)を記録した徐峥監督の「ロスト イン タイランド(原題:人再囧途之泰囧)」の続編「ロスト イン 香港(原題:人在囧途之港囧)」は、「最も期待の映画賞」に選ばれた。
2014年は、映画「小時代(Tiny Times)」や「匆匆那年(Fleet of Time)」、「老男孩(The bright eleven - Old Boys)」、「智取威虎山(The Taking of Tiger Mountain)」、「同卓的你(My Old Classmate)」、「十万个冷笑話」などのIP(知的財産権)映画(劇場版作品のこと)が大ヒットし、「IP」という言葉にも大きな注目が集まった。
韓国の男性音楽グループ「EXO」の中国人メンバーである鹿晗が会場で大人気となっていたため、黄暁明や徐峥などの中堅俳優は「いじられ役」と化していたものの、黄暁明は、「さっきのインタビューで、楊幂に『私の中で、あなたは永遠に若くてかっこいいアイドル俳優』と言われた」と「必死」に自信を擁護していた。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年4月22日
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