医薬品流通後の安全問題 中国初のリスク研究センターが設立
中国初の医薬品流通後の安全性に関する研究センターが、このほど北京大学医学部に設立された。人民日報が伝えた。
医薬品流通後の安全リスク問題は、常に社会の注目の的となっている。医薬品の臨床試験はサンプル数が少なく、流通後の大規模サンプリング(一般的には3万件)でなければ、薬品の安全リスクを完全に突き止めることができないためだ。中国では現在、医薬品の流通後の安全性の研究が不十分で、研究者の数は1000人にも満たない。
同センター長である◆思延教授は、「同センターの設立後、関連機関と協力し中国の状況に合った医薬品流通後の方法論的指針を作成し、企業と専門機関の間に意思疎通の場を構築し、薬品流通後の大規模な研究を集中的に実施する」と語った。(編集YF)
*◆は澹のつくり
「人民網日本語版」2013年9月27日