中国のEPO特許出願数 増加率が世界一に
欧州特許庁(EPO)は6日、同庁の特許出願数のうち、中国企業の増加率が世界一になったと発表した。人民日報が伝えた。
EPOはベルギーのブリュッセルで同日開かれた「2012年EPO年間成果報告会」において、同庁は2012年に世界各地から25万8000件の特許出願を受け付け、前年比5.2%増。欧州での特許申請数としては過去最多を記録したと発表した。
2012年EPO特許出願数上位5カ国のうち、中国企業の特許出願数が全体の7.3%を占め、増加率は前年比11.1%増で世界一となった。特許申請数の世界ランキングでは、中国の通信機器大手・中興通訊(ZTE)が1年間で順位を33位から10位に上げ、華為技術(ファーウェイ)は20位以内に入った2社目の中国企業となった。
統計データによると、中国全体の特許申請のうち、デジタル通信分野が42%を占めた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年3月7日