中国、2015年までにIoT産業体系を構築
中国政府網は17日、「モノのインターネット(IoT)の健全で秩序ある発展に関する国務院の指導意見」を公布した。同意見は「2015年までに一連のコア技術で飛躍を果たし、初歩的なモノのインターネット産業体系を構築する」と提起。また、「この目標を実現するために、財政・税制政策面からの支援を強化し、投融資政策を完備し、モノのインターネット応用・産業発展に向けた金融資本・ベンチャーキャピタル・民間資本の出資を奨励する」とした。新華社が伝えた。
同意見はまた、「モノのインターネットの応用普及、イノベーション奨励、秩序ある競争に役立つ政策体系を整え、情報安全・プライバシー保護を高めるための法整備を急ぎ推進していく。多元的な資本の公平な進出を奨励する市場参入メカニズムを打ち立てる。モノのインターネットの標準、検査、認証などに関する公共サービスプラットフォームの建設を加速し、サポート・サービス体系を完備する。知識財産権の保護を強め、モノのインターネット関連特許取得を推進する」と指摘した。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年2月18日