天宮2号は「天宮1号」をベースに開発された宇宙船で、中国で最も忙しい宇宙実験室になる見通しだ。計画中の実験は過去最多の14件に達し、微小重力基礎物理、宇宙材料科学、宇宙生命科学といった多分野に跨る。うち2件は30日間にわたって滞在する宇宙飛行士が直接参加し、1件は国際協力プロジェクト。これらのプロジェクトの多くが、世界最先端の試みとなる。
宇宙飛行士の景海鵬氏は宇宙実験室「天宮2号」で11日、宇宙の植物(レタス)栽培状況を紹介した。「私たちは宇宙農家のようなもので、毎日10分以上をかけレタスの手入れをする」と話した。