中国は8月16日午前1時40分、「長征2号丁」ロケットを使い、酒泉衛星発射センターから世界初の量子科学実験衛星「墨子号」を打ち上げた。これにより、衛星と地上間の量子通信が世界で初めて実現され、情報安全問題を根本的かつ恒久的に解消できる。
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来源:人民網日本語版(2016-08-16 15:57)
中国が世界初の量子科学実験衛星「墨子号」の打ち上げに成功し、人類は衛星・地上間の量子通信を実現し、天地一体化量子暗号通信・科学実験システムを構築できるようになった。[详细]
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来源:人民網日本語版(2016-08-16 10:32)
中国は16日午前1時40分、「長征2号丁」ロケットを使い、酒泉衛星発射センターから世界初の量子科学実験衛星(略称は「量子衛星」)「墨子号」を打ち上げた。[详细]
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来源:人民網日本語版(2016-07-28 09:45)
国務院常務会議は先ほど、第13次五カ年計画国家科学技術革新特別計画を可決した。第13次五カ年計画期間(2016−20年)中、中国の科学技術革新がどのような取り組みをするのか、世界中の注目を集めている。[详细]
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来源:人民網日本語版(2016-06-23 13:33)
ビッグデータの時代、限りある光ファイバー資源と無限に拡大する情報という矛盾を解消するには、どうするべきだろうか。最新の研究成果により、この問題の実現可能な解決策が示された。中国人科学者は初めてチャネル容量において、従来型通信を超越する飛躍を実現した。20キロメートルの光ケーブルで、量子指紋認証を実現[详细]
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来源:人民網日本語版(2016-06-21 15:53)
中国は今年8月、世界初の量子科学実験衛星を打ち上げ、かつ世界初の衛星-地上間の量子通信を実現し、宇宙と地球をつなぐ量子機密通信・科学実験システムを構築する。[详细]
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来源:人民網日本語版(2016-06-07 10:57)
中国科学技術大学が6日発表した情報によると、同校の潘建偉教授、包小輝教授らは低温原子アンサンブルを利用し、百ミリ秒級の高効率量子ストレージを開発し、長距離量子中継システムの構築の基礎を固めた。この成果はこのほど、世界的に権威ある学術誌「ネイチャーフォトニクス」に掲載された。[详细]
量子通信とは?
量子は物理世界で最小の、分割不可能な基本単位だ。量子には、量子重ね合わせ状態、量子もつれという奇妙な物理的な特性がある。それに基づいて開発された新技術は量子通信だ。
マイクロ電子技術を基礎とするコンピュータ技術の従来の情報伝送は盗聴されやすいが、高不可弁別性の単一光子と複製不可能な量子状態は、情報の傍聴と解読を不可能にし、情報の安全が徹底的に守られる。
宇宙でどんな実験を実施?
- 量子衛星は主に衛星・地上間の高速量子暗号通信実験、広域量子通信ネットワーク実験、衛星・地上間の量子もつれ通信実験、衛星・地上間の量子テレポーテーション実験という4つの科学実験を行う。
打ち上げまでの道のり
- ◆2003年、量子科学実験衛星首席科学者、中国科学院院士の潘建偉氏が同衛星を開発する計画を提案した。
◆2011年1月に中国科学院宇宙科学先導特別プロジェクトが始動し、量子衛星も盛り込まれる。
◆2011年12月に量子科学実験プロジェクトが始動。
◆2012年12月に試作機の開発段階に入り、衛星の成形作業が開始。
◆2014年12月に完成機の開発段階に入り、衛星が完成に向けた作業開始。
◆2015年12月に衛星・地球間光学連結試験が終わり、科学目標の要求に合致。
◆2016年2月にメインシステムの調整が終わり、協調性・整合性が確認完了。
◆2016年7月に量子衛星と長征2号丁ロケットが、上海から酒泉衛星発射センターに輸送。
◆2016年8月16日に打ち上げに成功。
一般人との関係は?
- 量子衛星首席科学者、中国科学院院士の潘建偉氏は、量子通信は電話の普及と同じく、国防・金融・行政・科学研究などに利用され、その後は一般人に広く利用されると予想している。
量子通信技術により、口座振替、電子口座などの機密に関する操作で、盗用もしくは攻撃を懸念する必要がなくなる。量子ネットワークが構築された後、人々はすべての情報漏えいを懸念する必要がなくなり、悪意ある攻撃や詐欺行為も回避できるようになる