米国の職業ランキング アクチュアリーがトップ 新聞記者は最低に
ピーター・ルイスさんはアクチュアリーだ。彼が週に50時間以上働くことは年に5回程度しかなく、他の時期には仕事は忙しくないものの、生活レベルは高い。
米国の職業研究ウェブサイトが23日に発表した調査結果のランキングによると、米国で最もよい仕事はアクチュアリーで、次いでバイオ医学のエンジニア、3位がソフトウエアのプログラマーだ。プログラマーは2012年はトップの職業だった。ランキングの下位に位置するのは軍人や伐採作業員、新聞記者となっている。
同サイトは体力的な要求、仕事の環境、収入、ストレス度、雇用の将来性という5つの基準で200以上の様々な職業を評価してランキングした。
同サイトが評価に用いたデータは米国人的資源統計局や他の政府機関によるものだ。前年同様、200の職業は現在の労働市場との関連性やデータの信頼度に基づき選ばれた。
アクチュアリーの仕事は金融の価値へのリスクの評価で、台風が沿岸地域の不動産に被害を与える可能性や、年金システムの長期的な負債などを計算するものだ。自然災害や人的災害があふれるこの世界で、アクチュアリーはひっぱりだこの状態だ。
31歳になるピーター・ルイスさんは米国国防省の年金や医療、教育・福祉の将来的な支出を毎日計算しているが、その仕事は帳簿上の数字を計算することだけではなく、他の政府部門とコミュニケーションをとり、同僚と一緒に金融モデルを討論することも含まれる。
今年は伐採作業員に換わり、新聞記者が最も大変な仕事となった。ある記者によると、記者は賃金が低下を続け、仕事時間も増え続けており、さらに仕事のストレスが大きいことからランキングの最下位になっていると語る。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年4月24日