長沙に住む19歳の周鈞さんは12日午後、優勝カップや花束を手に自宅に戻った。周鈞さんは第5回アジア・太平洋国際ポールダンスチャンピオンシップの女性部門で優勝したのだ。瀟湘晨報が伝えた。
「優勝するなんて想像もしなかった。」周さんは国際大会に出場したのは初めてだ。ポールダンスの練習に明け暮れる周さんの手にはマメが8つもあり、またポールダンスに対する一般の無理解にさらされたこともある。もっとも、これらはもう昔の話だ。9日の決勝戦で彼女は中国を象徴する赤いユニフォームに身を包み、湖南省の特色溢れる「又見瀏陽河」の曲に合わせて演技を披露し、国内外から集まった観客を魅了した。
周さんがポールダンスを始めたのは2年ほど前だ。8歳の時に雑技を学び始めた彼女は、ずっと芸術学校に通っていたが、後にヨガやダンスなども学び、こうした技術がポールダンスを学ぶ上でも役に立っているという。最初は母親もあまり賛成しなかった。「娘がポールダンスを学ぶと聞いた時、ナイトクラブや性的なダンスなどを思い浮かべた。」周さんは忍耐強く映像や資料などを母親に見せ、母親の心配を打ち消した。
ポールダンス練習のため、彼女は多くの苦労をしてきた。練習室で記者に見せてくれた両手には8つもタコがあった。「女の子の手とは思えないだろう?」周さんの父親の胡さんはユーモアをこめて語る。「畑で働く農民の手のようだ。」(編集YH)
「人民網日本語版」2013年8月19日
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