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米国 3Dプリンターでプリントした銃の試射に成功

米国 3Dプリンターでプリントした銃の試射に成功

 米国の非営利団体「ディフェンス・ディストリビューテッド」創設者のコディ・ウィルソン氏はこのほど米テキサス州で、世界初となる3Dプリンターで「プリント」した銃の試射に成功した。1年以上にわたる研究開発を経て、ウィルソン氏は価格8000ドルの3Dプリンターを利用したプラスチック製の拳銃の製作に成功した。

 試射では拳銃は金属のサポート装置の上に固定され、引き金に結ばれたロープによって6メートル離れた場所からロープを引いて発射する方法で行われた。同団体のこうした3Dプリンター利用による拳銃製造により、論争が巻き起こっている。拳銃の16の部品のうち、15件は中古のStratasys Dimension SST 3Dプリンターを使って製造したもので、撃針のみが普通の店で購入可能な鉄釘を使っている。部品はABSプラスチックで作られ、ウィルソン氏が組み立てた。

 米国で1988年に発表された銃規制法によると、同国では金属探知機で検出不可能な銃を生産することは違法行為にあたる。そのためウィルソン氏は3Dプリンターで製造したこの拳銃に約170グラムの鋼鉄を内蔵させている。しかしこうした「プリント」した拳銃を合法とするか否かについては、論争が生じている。国際在線が伝えた。(編集YH)

 「人民網日本語版」2013年5月9日

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