スウェーデンの芸術家Sanna Dullawayさん(22歳)は2011年1月から、モノクロの古い写真に色をつけることを始めた。彼女はヘヴィメタルバンド「Rage Against the Machine」の初めてのアルバムを目にした。ベトナム戦争期間中、サイゴンの街角で政府に反対して焼身自殺を図った僧の写真だ(AP社のカメラマンMalcolm Browne氏が撮影)。「モノクロの写真の中では炎のインパクトがないと思った。もっとリアルなものにしたかった。」そのためDullawayさんは炎に色をつけることから始め、最終的には写真全体に着色した。この写真がインターネットに掲載されると、「ウィルスのように」転載され始めた。
Dullawayさんは今では古い写真に着色するだけでなく、破れた写真や古い写真の修復も行っている。こうした作業には少なくとも40分、多い時には3時間もかかる。若い芸術家にとって、これは古い写真に現代的な観点を与える仕事だ。
Dullawayさんの父親は画家だという。
Dullawayさんが手がけた作品をいくつかご紹介する。新しい感覚がどのように付け加えられたかを見てみたい。「環球網」が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年12月10日
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