中国海軍第13陣護衛編隊は9日、南海艦隊の広東省湛江にある軍港から出航し、アデン湾・ソマリア海域へ向かった。同編隊は第12陣護衛編隊に代わり、同地域での船舶護衛任務を実施する。新華社が伝えた。
第13陣護衛編隊は南海艦隊のミサイル護衛艦「黄山」、「衡陽」、総合補給艦「青海湖」、艦載へり2機、特別部隊隊員を含む約800人余りから構成される。今回派遣される3隻の艦隊はいずれもこれまでの任務で護衛任務を行った経験を持つ。
海軍副政治委員の王兆海氏は壮行式にて、「ソマリア沖での護衛任務が開始してから現在にいたるまで、中国海軍は12陣の護衛編隊を派遣、国内外船舶4890隻の護衛を行い、国内外船舶50隻あまりを救助した。船舶および乗組員の安全を保障し、国の海上運輸ルートを確保するために重要な貢献を果たした」と述べた。
中国は国連から授権され、2008年12月26日に初めて海軍をアデン湾・ソマリア海域に派遣した。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年11月10日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156(24時間) 北京 (010) 6536-8386 MAIL:japan@peopledaily.com.cn