2011年2月1日。エジプト・カイロ空港に残された広州東川路小学の吹奏楽団46人は安全に広州に戻った。
この10年は「中国の理念」に基盤を与えた10年だった。複雑で変化の大きい国際環境と、巨大な改革・発展の任務に直面し、胡錦濤氏を総書記とする党中央は巨大な理論面での勇気と政治面での知恵により、科学的発展観、和諧(調和)社会という一連の重要な戦略思想を創造的に提案し、中国の社会発展と進歩の深い変革をリードしてきた。世界と国内の2つの大局を全体的に掌握し、未来の中国の発展のために長期的な動力と最も現実的な構想を構築してきた。
2004年に中国の新たな指導者グループを観察し、米国の中国問題専門家のデーヴィド・ランプトン氏は「3つの予想外」という言葉で形容した。「予想外に、彼らの執政能力構築のスピードは想像より速かった。予想外に、彼らの威信の増加は想像以上に大きかった。予想外に、中国の外交政策はますます全面的、自信に満ちたものになっている。」4年後、コラムニストのトーマス・フリードマン氏は北京オリンピックの後でこう感慨をもらしている。中国に行って初めて未来を見ることができる、と。中国の理念のうねりの下で、現代化、世界、未来に向かう社会主義中国が世界の東方に聳えている。(写真は科学的発展の輝かしい成果」写真展より)(編集YH)
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