中国広報業界 年間生産額が300億元に
第2回両岸三地公共関係(広報・渉外活動のこと。略して公関)フォーラム・第4回西湖公関フォーラムが、26日午後に杭州市で開催された。中国国際公関協会常務副会長兼秘書長の趙大力氏が同フォーラムで明らかにしたところによると、中国公関業界の2012年の生産額は、前年比16.5%増の303億元に達した。新華社が伝えた。
趙氏は、「中国公関業界は発展段階にあり、一定規模以上の企業が3000社以上に達している」と語った。
中国公関サービス市場の2012年トップ4のサービス対象は、自動車、日用消費財、情報技術、金融となった。そのうち金融公関サービス生産額が全業界に占める比率は、2011年の3.9%から6.8%に上昇した。
公関企業の担当者の経験を持つ、中央党校国際戦略研究所博士課程指導教員の孫建杭教授は、「人々は公関に多くの誤解を持っており、企業の接待係やコネ作りの要員と理解している。もしくは、イベント企画に長け、口達者で、歌も踊りも上手にこなし、気の利いたアイデアを出すことが、公関の人材の特徴と見なされている。公関業界は人材の交渉能力・企画力、そして最終的には精神的中身を重視する。公関に携わる者は文化・歴史・哲学・戦略的思考を備えた目を持ち、同時に社会現象をよく理解していなければならない」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月28日