2013年9月27日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:14:56 Sep 27 2013

上海自由貿易区 免税店の開設を否定=関係者

 2013年上海参事国是フォーラムが26日に開かれた。テーマは「国際的視野:大都市のモデルチェンジと発展」。同フォーラムでは、間もなく設立される中国(上海)自由貿易区試験区の話題に焦点が当てられた。解放日報が伝えた。

 同試験区のプラン制定者の一人、上海市政府参事室室長、市政府参事の王新奎氏は同フォーラムで、「自由貿易区は優遇政策と特殊政策によって構成される『政策の窪地』にはならず、試験と実践を先行する、踏襲可能な改革試験区になる。自由貿易区の建設は、改革のボーナスを求める」と強調した。

 自由貿易区内の免税店開設について注目が集まっているが、王氏は「免税店の開設は自由貿易区が注目する中心的内容ではなく、また自由貿易区建設の初志とも一致しない。現在は自由貿易区内での免税店の開設を検討しておらず、離島免税のモデルを踏襲することはない。改革のボーナスは一部の集団に独占されるのではなく、全国民に共有されなければならない。いわゆるボーナスとは、当然ながらモノを安くすることではない。改革のボーナスはすべての人と企業が参与した結果であり、改革に加わらずに手を伸ばし、政策やボーナスを求めることはできない」と語った。

 自由貿易区内の「ネガティブリスト」(自由貿易区内の規制に関するリスト)管理方式は、改革の重要な措置とされている。王氏は、「上海は世界の高基準投資規格を理解・吸収し、事前手続きの習慣から徐々に脱却し、投資中・投資後の監督管理の強化に移る必要がある。これにより合理的なネガティブリストを作成し、その作用を十分に発揮することができる。自由貿易区の改革・模索は実践による試験を必要としており、一部の開放については製品設計政策に基づき、試験を終えてからの開放という段階を踏む可能性がある。これについて、焦りすぎてはならない。高基準の投資ルールを作り、これを効果的に監督・管理し、人々に順守させることが重要だ」と述べた。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年9月27日

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古