国際的ブランドショップが最も多いのは北京市
北京市は、すでに世界的に国際ブランドのフラッグショップが最も多く存在する都市になり、ますます国際ブランドから注目を集めている。著名な不動産コンサルティング会社のシービー・リチャードエリス社は最近発表した「北京小売業市場高度調査レポート」でこの情報を発表した。北京日報が伝えた。
このレポートによれば、北京市の小売業市場は2013年第2四半期、総面積700万平米を超えた。「ここは最も中国で成熟した小売市場の一つだ」。小売業のモデルは多様で、商業施設のレベルも高い。北京は世界的にみても国際ブランドのフラッグシップショップが最も多く存在する都市になり、ますます国際ブランドからの注目を集めている。
シービー・リチャードエリス社のグローバル研究チームの中国華北エリア担当取締役の陳紅飛さんは、これまでの7年間、北京市の小売市場は3回の供給ピークを経験したが、供給モデルに変化はなく分布も平均化していたという。今後の年間平均供給量はおそらく減少していくだろうが、予測では市場全体は短期的には安定しているという。「中心商業圏が市場全体の32.5%を占めており、今後は50%以上の新規参入がこのエリアで見込まれている」と語る。
統計によれば、北京の小売業界は初めてトップ層の賃貸料がこれまでの10年間で68.2%増加し、年平均5.4%の安定した成長を見せている。成長段階の違いにより、商業圏により賃貸料の上げ幅の差はかなり大きい。伝統的な商業圏の賃貸料の上げ幅は最も大きく、次に続く規模の商業圏は比較的停滞している。
ショッピングモールの購買層は一般的な購買層から、高収入、高学歴の若い世代にシフトされつつあり、増え続ける富裕層で教育レベルの高い若い購買層がショッピングモールの売り上げの増加を押し上げている。(編集EW)
「人民網日本語版」2013年9月3日