サービス業PMIが低下 2月
香港上海銀行(HSBC)が5日に発表した今年2月の中国のサービス業購買担当者景気指数(PMI)データによると、同月のサービス業PMIの最終値は52.1ポイントで前月の54ポイントを下回り、サービス業の経営活動は小幅に拡張したものの、前月比の伸びは鈍化したことがわかる。新華社が伝えた。
項目別のデータをみると、サービス業が徴収した料金は1月はやや低下したが、2月は全体として安定に向かった。季節的要因を考慮して調整した徴収料金の指数をみると、2月の徴収料金の平均は小幅の上昇にとどまっており、調査対象となった企業の94%が徴収料金は今後も変わらないと答えたという。
2月にはサービス業の投資コストの平均が前月に続いて上昇し、上昇幅は過去5カ月間で最も大きく、実質的な上昇となった。調査サンプルのうち8%以上でコストが増加し、原因として調達コスト上昇との関連が考えられる。
またサービス業企業の今後1年間の経営見通しの楽観度をはかる経営予測指数をみると、2月は楽観的な傾向を保ち、楽観度は前月をやや下回ったものの、全体としては高い水準にあるといえる。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年3月6日