上海・広東・海南の海洋機能区画が認可
中国政府網が6日に発表した上海市、広東省、海南省の「2011-20年海洋機能区画」(海洋の機能別利用計画)に対する国務院の回答によると、国務院は3地域の計画に原則として同意したことがわかった。新華社が伝えた。
回答によると、上海市では同計画の実施を通して、2020年までに建設用地の埋め立て規模を2300ヘクタール以内に抑え、海水養殖機能区の面積を600ヘクタール以上とし、河口海洋保護区の面積を12万3千ヘクタール以上とし、保留区の面積を12万6170ヘクタールにすることを目指す。
広東省では建設用地の埋め立て規模を2万3千ヘクタール以内に抑え、海水養殖機能区の面積を25万ヘクタール以上とし、海洋保護区の面積を59万ヘクタール以上とし、保留区が近海の面積に占める割合を10%以上とし、大陸の自然海岸線の保存率を35%以上とし、近海機能区の海水の質、海洋沈殿物の質、海洋生物の質のモニタリング達成率を90%以上にすることを目指す。
海南省では建設用地の埋め立て規模を1万1150ヘクタール以内に抑え、海水養殖機能区の面積を40万ヘクタール以上とし、海洋保護区の面積を管轄海域の面積の5%以上とし、近海海洋保護保護区の面積を11%以上とし、近海保留区の面積を10%以上とし、自然海岸線の保存率を55%以上とし、機能区の環境の質の達成率を95%以上にすることを目指す。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年11月7日
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