フランス 中国の通信機器メーカーを歓迎
米国が「安全」を理由に華為(ファーウェイ)、中興(ZTC)に対する調査を実施する一方で、フランスは中国の通信機器メーカーを歓迎する態度を示している。京華時報が伝えた。
フランスのノール=パ・ド・カレー地域圏のPierre de Saintignon氏、北フランス投資促進開発局のLuc Doublet主席ら「リール地区」代表団は、深センで開かれた「フランスリール地区投資説明会」で、「中国の通信機器等の企業に対して、フランスは制限を設けない。フランスは欧州に進出した中国企業を公平に扱う」と表明した。一方で、「ただし、原子力発電、防衛産業等に関連する経済政策の決定はEUの経済政策に合致しなければならない」と強調した。
フランスの他に、英国の首相官邸もまた、華為による英国での事業展開を歓迎すると表明した。華為の関係者は、「米国は当社に対して難癖をつけているが、海外の多くの提携先は、当社を引き続き支持すると表明している」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年11月7日