世界最高齢の男性がNYで死去 長寿の秘訣は1日バナナ1本
男性では世界最高齢だったサルスティアーノ・サンチェスさんが13日、米ニューヨーク州の高齢者施設で死去した。112歳だった。スペインのサラマンカ州のエル・テハド・デ・ベハルという村で1901年6月8日に生まれたサンチェスさんは、10歳の時からドゥーザイナと呼ばれる楽器を独学で学び名手として知られた。1920年に米国に渡ってからは、炭鉱などで働いていた。晩年の趣味は、夜にジンラミーと呼ばれるトランプゲームを友人たちと楽しむことだった。中国新聞網が報じた。
今年6月に木村次郎右衛門さんが116歳で亡くなり、サンチェスさんは男性として世界最高齢に認定されていた。
長寿の秘策について、サンチェスさんは生前「バナナを毎日1本食べ、アナシン(痛み止め)を6錠摂取したからだ」と語っていた。ただ、娘のアイリーン・ジョンソンさん(69)は、「父親の長寿の秘訣は、自立した我慢強い人間であることだ」と語っている。
ギネス・ワールド・レコーズ社によると、現在、世界最高齢は大阪市の女性、大川ミサヲさんで115歳。 男性はイタリアのアートゥロー・リカタさんで111歳になった。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年9月16日