今週は朝夕の交通渋滞が深刻に 夕方ピークは2時から 北京
北京市交通委員会は15日、中秋節を間近に控えた今週は、交通渋滞が年間を通して最も激しくなる時期となり、朝夕ラッシュ時の渋滞はかなり深刻なレベルになる見通しだと発表した。16日から18日は、ラッシュ時の渋滞がかなり酷くなり、渋滞の続く時間もかなり長引くという祝日前の特徴が現れると予想される。京華時報が報じた。
先週の道路交通渋滞状況は、ほぼ予測通りで、平日の朝夕ラッシュ時の平均交通渋滞指数は6.9(中度の渋滞)だった。先週金曜日は、降雨、週末プチ旅行、祝日前の宴会、ショッピング・外出の増加などさまざまな影響を受け、夕方ラッシュ時の渋滞状況はかなり深刻となり、平均交通指数は8.9(ピーク時9.1、深刻な渋滞)に達した。
市交通委員会によると、今週、朝夕ラッシュ時の渋滞状況はいずれも「深刻な渋滞」レベルに達し、外出所要時間は渋滞のない平常時の2.1倍以上になる見込みという。特に祝日を目前に控えた火曜と水曜はその傾向が顕著となり、朝のピークの後、2回目のピークが現れると見られる。市内の各道路では、午後2時前後に再び渋滞が発生し、夕方のピークは8時過ぎまで続き、一日の渋滞時間は累計8時間を上回る見通し。気象部門によると、来週の国慶節前3労働日はいずれも雨の予報で、渋滞はいっそう激しくなると予想される。
9月22日は「世界ノーカーデー」だ。北京は同日、「環境に優しい外出」をより多くの市民に提唱するため、オリンピック公園エリア周辺道路、王府井大街一部区間、南鑼鼓巷一部区間などを「ノーカーエリア」とし、この日は、歩行あるいは自転車・公共交通機関を利用して同エリアに出かけるよう、市民に呼びかけている。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年9月16日