杭州市の自動車人身事故、77%がトラック
浙江省杭州市の交通警察部門はこのほど、同市の高速道路「杭州繞城高速」で6月に418件の交通事故が発生し、4人が死亡したことを明らかにした。負傷者を出した事故を起こした車両のうち、トラックが76.92%を占め、死亡事故4件はいずれもトラックが関係していたという。そのため、同高速道路の交通警察は近く、トラックの違反行為を取り締まるキャンペーンを1カ月間実施する計画だ。銭江晩報が報じた。
夏で気温が上がると、ドライバーはイライラしたり、不注意になったり、疲れやすくなったりするため、事故が発生しやすくなる。また、トラックの悪質な過積載などの違反行為も、事故発生の確率を上昇させるだけでなく、事故の規模が大きくなる原因ともなる。
同高速道路は交通量やインターチェンジが多く、道路もせまいという要素から、事故が多発しやすいという。同高速道路の1日当たりの交通量は、延べ10万台以上で、うち約3万台がトラックだ。同交通警察が今回実施する取り締まりキャンペーンでは、トラックの過積載や疲労運転、違法駐車、路肩走行、規則に基づき車両用反射テープを張っていなかったり、巻き込み防止装置を装着していなかったりするトラックやトレーラーなどを厳しく取り締まる。
同交通警察は夏の時期、▽近すぎる車間距離▽疲労運転▽頻繁な車線変更▽違法駐車▽過積載▽割り込み▽パンク▽スリッパで運転---などに、特に注意するよう呼び掛けている。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年7月9日