革命聖地を昨年訪れた観光客、延べ5.4億人 中国
中国国家旅遊(観光)局の最新統計データによると、2011年に革命聖地を訪れた観光客は、前年比26.5%増の延べ5億4千万人に達した。これら観光地への入場料は全て無料と仮定した場合の収入総額は、同11.4%増の1450億元(約1兆8577億4800万円)。「十二五(第12次五カ年計画:2011-2015年)」の革命聖地観光は、良好な滑り出しを見せている。人民日報海外版が伝えた。
革命聖地を訪れる観光は、紅色文化(共産党精神)の繁栄・発展をリードした。「全国紅色旅遊工作(革命聖地観光事業)協調チーム弁公室(略称:全国紅弁)担当者は、「各地の革命聖地観光地は、文化の奥行きを深く掘り下げ、社会主義を核とする価値観を反映し、国民に歓迎される紅色文化ツアー商品を生み出した」と指摘した。