外交部:日本は外的脅威の誇張止め、軍拡の真の意図説明すべき
【中日対訳】華春瑩報道官 |
外交部(外務省)の華春瑩報道官は29日の定例記者会見で「外部の脅威を苦心して誇張することを止め、自らの軍拡の真の意図を国際社会に真摯に説明するよう日本側に促す」と表明した。
記者:日本の防衛相は釣魚島(日本名・尖閣諸島)周辺海域への中国の「侵入」行為は平和に対する脅威だと述べた。これについて、中国側のコメントは。
華報道官:この問題における中国側の立場は非常に明確だ。中国は平和的発展の道を揺るぎなく歩む。これは時代の潮流と国家の根本的利益に基づくわれわれの戦略的選択だ。周辺諸国との間に存在する溝や係争について、われわれは一貫して対話と協議を通じた適切な管理、コントロール、解決に尽力することを主張している。同時に、中国の領土主権を侵害する行為に対しては、当然断固として対応することになる。
歴史を振り返ってみれば、すぐに分かることだが、誰が平和の維持者で、誰が戦争の製造者なのか?これは一目瞭然だ。われわれは日本側に対して、外部の脅威を苦心して誇張することを止め、自らの軍拡の真の意図を国際社会に真摯に説明するよう促す。歴史的原因から、われわれは日本が歴史を真に反省し、平和的発展の道を堅持すること、そしていたずらにスローガンを叫ぶのではなく、実際の行動によって地域の平和・安定維持に確かな努力を払うことも希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年10月30日