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国防部:中国海軍の訓練に「突破」の問題は存在せず

耿雁生報道官

 国防部(国防省)の耿雁生報道官は25日の定例記者会見で、最近中国軍機がいわゆる「第1列島線」を突破したとの日本防衛相の発言について「中国人民解放軍海軍機がこのほど西太平洋へ行き訓練を行なったのは、年度計画内の定例のことであり、特定の国や目標を念頭に置いたものではなく、国際法と国際的慣行に沿っている。中国側は当該海域において上空通過の自由など合法的権利を有している。中国側は今後も西太平洋海域で遠洋訓練を行なう。関係各国が客観的、理性的に受け止めることを望む」と表明。

 また「中国軍機が西太平洋海域へ行き遠洋訓練を行なうのは今回が初めてではない。これまでも繰り返し西太平洋海域での訓練に行っている」と特に指摘。「中国海軍艦隊による西太平洋海域での遠洋訓練はすでに常態化しており、突破の問題は存在しない」と強調した。

 日本の防衛白書が、現在中国は武力による現状変更を試みているとしたことについては「日本側の発言は白黒を逆さまにし、是非を混同する、無責任なものだ。日本側は自らの誤った行いを深く反省し、言動を慎み、実際の行動によってアジア隣国と国際社会の信頼を得るべきだ」と応じた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年7月26日

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