第12期全人代第1回会議の準備が完了
--急ピッチで進む外国語への翻訳作業 第12期全人代第1回会議プレスセンターによると、大会の各準備作業は3日までに完了した。同日午後6時時点で、大会の事務、議案、ブリーフィング、全体会議会場や代表団会議会場の設置などが完了。モンゴル語、チベット語、ウイグル語、カザフ語、朝鮮語など少数民族言語の大会文書の翻訳、印刷もほぼ完了し、会場での少数民族言語の同時通訳の準備も完了した。英語、フランス語、スペイン語、日本語、ロシア語、ドイツ語、アラビア語など外国語への文書翻訳作業は現在急ピッチで進められており、外国の記者や外交使節は会期中、外国語版文書を自由に受け取ることができる。
大会に出席する各代表団は2日までに北京に到着。出席、セキュリティーチェック、食事、会議など各準備作業も適切に手配されている。今大会では応接を簡素化したほか、経費節約のため紙の文書を一部廃止し、電子化を推進している。
到着後すぐ準備に入った代表も少なくない。内蒙古(モンゴル)団代表の薛志国氏は到着以来、提案に向けた資料の準備にずっと追われている。農牧民代表である薛氏は基層出身。17年前に内モンゴルから北京に出てきて警備の仕事につき、現在は北京市警備サービス総公司・懐柔支社の望京経営部のトップを務めている。「私は出稼ぎ農民の権益問題に最も関心を寄せ、どうすれば出稼ぎ農民が確かな利益を得られるようになるかを考えている。私はいくつも問題を並べた。あと2日で急いでまとめなければならない」と述べた。
第12期全人代第1回会議は5日に北京で開幕する。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月4日