台湾仏光山の開山宗長・星海大師の「一筆字書道展2013」大陸巡回展(主催:中国芸術研究院、台湾佛光山文教基金会、後援:中剛国家博物館)が20日、北京の中国国家博物館で開幕した。「人民網」が伝えた。
会場は、墨宝、書斎、視聴、石版画、写経、自筆原稿などのエリアに分かれており、大師の書や書をかく際に使う陶磁器128点が展示されている。
江蘇省江都出身の星雲大師は、出家をしてから約70年間、宗教、文化、教育などの分野でさまざまな功績を残してきた。40数年前、過度な栄養不足と、糖尿病を患い、視力が徐々に低下する。2009年、佛光山に5、6カ月間滞在した際に、書を親しむことを始める。視力が悪いため、心の赴くままに筆を動かし、何文字であろうと一筆で書き上げるスタイルを完成させる。ここから「一筆字」と呼ばれる。星雲大師は「私の字を見るのではなく、私の心を感じてください」と語る。
このほか、国立博物館では在米中国人画家・李自健氏の「人間性と愛」の油絵展、ニュージーランド華僑の画家・晨暁氏の「純風・晨暁の色彩世界油絵展」、中国国家博物館所蔵の「アフリカ彫刻芸術名品展」などが同時開催されている。(編集MZ)
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