2013年4月24日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:10:52 Apr 24 2013

乙武氏、台湾プロ野球の始球式に登場 会場は感動の拍手


21日に行われた台湾プロ野球の義大ライノズと統一セブンイレブン・ライオンズの試合の始球式に招かれた乙武洋匡氏。


21日に行われた台湾プロ野球の義大ライノズと統一セブンイレブン・ライオンズの試合の始球式に招かれた乙武洋匡氏。

 作家・乙武洋匡氏は21日、台北の天母球場で行われた台湾プロ野球の始球式に登場し、投球を行った。先天性四肢切断という障害を抱え、生まれた時から手足がなかった乙武氏は自伝「五体不満足」で日本中を感動させ、一躍有名な作家となった。「中新網」が伝えた。

 乙武氏は電動車椅子から這って、天母球場の赤土が盛られたマウンド近くまで行き、まずは球場の観客席に向かって深々とお辞儀をした。その後、下半身を使って、体全体で跳躍するようにして、マウンドに立った乙武氏に、球場全体から熱い拍手が巻き起こった。

 球場の内野に入った際にも、乙武氏は再度深々とお辞儀をし、観客全員に対して「東日本大震災が起こった際、台湾国民は真心を日本に与えてくれた。今日はその感謝の気持ちで投球を行う」とあいさつをした。また、投球する前にも、中国語で「ありがとう台湾」と声に出した。

 乙武氏は自分の左肩と頬の間にボールをはさみ、渾身の力でボールを投げた。ボールは乙武氏からさほど離れていない場所に落ちたが、その後ゴロで本塁ベースまで転がっていった。「完璧ではない」始球式ではあったが、球場全体から乙武氏に対する敬服の拍手が鳴り響いた。(編集MZ)

 「人民網日本語版」2013年4月24日
 

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古