長崎県と中国駐日大使館は29日夜、中国駐日大使館(東京都港区)で合同新年会を開催した。中村法道・知事ら長崎県から訪れた職員60人以上が、大使館全職員とともに、新年(春節)を祝賀した。「新華網」が伝えた。
程永華・中国駐日大使は祝辞で、「今年は両国にとって平和友好条約締結35周年、また長崎県日中親善協議会設立40周年。長崎県歴代知事、県議会議長は一貫して中日友好に尽力しており、新年会がこの友情を深め、友好と協力を促すことを望む。長崎市は中国にもっとも近い都市で、双方のいっそうの努力により、この距離がさらに近づけば」と期待を述べた。
中村知事は、「長崎と中国は悠久の交流の歴史を有する。日本の鎖国時代、長崎は日本唯一の対外的に開放された港として、中国の方々と深き友情を結び、この友情は今日まで代々受け継がれてきた。昨年後半より、日中関係に困難が現われたが、困難になるほど長崎にとって、中国と親密な関係を深める役割は大きくなる。今後長崎は、長崎と中国、日本と中国の友好交流の拡大に、全力で尽力したい」と寄せた。
長崎県は、中国駐日大使館と合同新年会を開催する日本唯一の地方自治体。昨年、伝統的な友好交流イベントである本合同新年会が復活し、今年もひきつづき開催された。(編集HT)
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