清明節3連休中に延べ7億9000万人が地域跨ぎで移動

人民網日本語版 2025年04月07日13:35

清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月4日)に合わせて、4日から6日が3連休となった中国。中国交通運輸部(省)によると、3連休中、地域跨ぎで移動した人の数は延べ約7億9000万人に達し、1日平均で延べ2億6400万人、前年同期比7.1%増になると見込んでいる。人民日報が伝えた。

今年の清明節の連休中は、帰省客や行楽客が多くなったことで、地域跨ぎで移動する人の数が高止まりとなった。まず、連休前日の3日に、その数は急増し、延べ約2億1000万人が移動。連休初日の4日には、帰省客と行楽客がピークを迎えて、延べ約2億9000万人となった。5日と6日は、混雑を避けてUターンする人が増え、地域跨ぎで移動する人の規模は平常通りに戻っていった。

交通運輸部公路科学研究院の関係責任者の分析によると、今年の清明節の連休中は、短距離移動の特徴が際立ち、出発地と目的地となった都市間の直線距離の統計によると、県級市(行政区画の単位で「県」と同じ区分にある市)以上の範囲の地域跨ぎの移動の平均距離は約100キロだった。また省跨ぎの移動が約30.4%を占め、そのうち約6割が、都市群内の移動だった。さらに重点都市群における省跨ぎの移動が非常に活発で、北京市・天津市・河北省、長江デルタ、珠江デルタ、成渝(成都・重慶)の4大都市群の移動規模が、中国全土の移動規模に占める割合は47.8%に達した。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年4月7日

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