四川省土砂崩れ、解放軍と武装警察部隊、民兵が救助活動の最前線で奮戦

金坪村の土砂崩れ現場で9日、武装警察四川総隊宜賓支隊の将兵が大型機械を用いて行方不明者の捜索・救助活動にあたる様子（撮影・鄭磊）

2月8日午前11時50分頃、四川省宜賓市筠連県沐愛鎮金坪村で土砂崩れが発生した。災害発生後、中国人民解放軍と武装警察部隊の将兵及び民兵は救助・防災活動の最前線で奮戦を続け、地方当局と協力して捜索・救助活動に全力を尽くし、人民大衆の生命と財産の安全確保に最大限努めている。解放軍報が伝えた。

武装警察四川総隊宜賓支隊の将兵は9日、雨が降る中、行方不明者の捜索・救助、住民の避難支援、物資運搬、警戒・検問などの任務を遂行した。武装警察部隊の将兵と地方当局の救助隊は10のエリアに分かれ、掘削機を運用し、生命探知機や破壊・撤去工具を携えて指定区域で捜索・救助活動を実施。武装警察四川総隊は9日午後6時までに救助要員計89人を派遣し、5000平方メートル以上の被災地をしらみつぶしに捜索し、行方不明者1人の遺体を発見した。

四川省軍区は前線指揮チームを派遣し、最前線で民兵による救助活動を統括。8日夜には、宜賓軍分区所属の民兵ドローン部隊が沐愛鎮金坪村に到着し、ドローンを用いて地形データを収集・分析し、三次元地図を作成することで、救助活動の鍵を握るデータを提供した。宜賓軍分区は9日夜までに累計120人の民兵を投入し、被災地3000平方メートル以上を捜索し、600点（箱）以上の生活物資を配布し、救助要員や被災者に1000食以上の温かい食事を提供した。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年2月11日