外交部「中国は引き続き国際社会と世界遺産保護協力を強化」
人民網日本語版 2024年07月30日16:30
中国が推薦書を提出した「北京中軸線ー中国の理想的な都城秩序の傑作」など3件が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界遺産リスト」に登録されたことについて、外交部(外務省)の林剣報道官は29日の定例記者会見で、「世界遺産をしっかりと保護し、継承していくことは人類共通の責任であり、中国は引き続き国際社会と共に、世界遺産保護で協力を強化していく」と表明した。
林報道官は「『北京中軸線ー中国の理想的な都城秩序の傑作』『巴丹吉林(バダインジャラン)砂漠―砂の塔と湖群』『黄海-渤海湾沿岸の渡り鳥保護区群(第2段階)」』が世界遺産に登録されたことに、熱烈な祝意を表する。これにより、中国の世界遺産数は世界第2位の59件となった。これには世界自然遺産15件、世界文化遺産及び自然遺産4件が含まれ、世界自然遺産の総数では引き続き世界1位を維持している」とした。
「世界遺産は人類共通の財産であり、世界遺産をしっかりと保護し、継承していくことは、人類共通の責任だ。中国は引き続き人類運命共同体の理念を堅持し、国際社会と共に、世界遺産条約を積極的に実践し、中国の成功経験を共有し、世界遺産の保護で協力を強化し、世界生態文明の構築と文明間の交流及び相互参考の促進のために、中国の知恵と力で貢献し続けていく」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年7月30日
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