夏の旅行シーズン到来 一番人気は北京!

人民網日本語版 2024年07月22日10:53

夏の旅行シーズンを迎え、多くの旅行プラットフォームが各種ランキングを続々と発表しているなか、中国国内の人気旅行先のランキングでは、「北京」が首位に立っている。また、北京の多くの観光地が事前予約制を撤廃しているほか、夏をテーマにした特別イベントを続々と打ち出している。多くの博物館も開館時間を延長し、活況となっている観光市場にさらなる勢いを付けている。

人気観光スポットランキングトップ10の半数が北京

ECプラットフォーム・美団のデータによると、7月、中国で最も人気の旅行先となっているのは北京で、ここ約1ヶ月、北京の観光スポットの前売り入場券の販売数や、注文者数、宿泊施設(ホテル、民泊施設を含む)の予約数などが前月比で激増している。旅行予約サイト「去哪児」が発表している、この夏中国で最も人気となっている観光スポットランキングトップ10を見ると、ユニバーサル・スタジオ・北京がトップ。その他、八達嶺長城(万里の長城)や頤和園、故宮博物院、中国国家博物館もランク入りしており、北京の観光スポットがその半数を占めた。

北京は外国人観光客にも人気の都市の一つに

また北京の街中のあちらこちらで外国人観光客を見かけるようになったと感じている市民も多いかもしれない。なぜなら北京は、インバウンド客にも人気の観光都市の一つとなっているからだ。

最近、オーストリアから来たLuke Serdarさんは、北京出身のガールフレンドと共に中国を旅行。なかでも一番楽しみにしていたのが北京だったという。北京の景色やグルメを楽しんだ彼は、「Awesome(素晴らしい)!」と大絶賛。できるだけ多くの観光スポットを巡ることを目的とした「特種兵式旅游(特殊部隊式旅行)」で、故宮や天壇、頤和園、万里の長城などを巡ったほか、北京ダックや燕京ビールなども忘れられない味になったという。さらにモバイル決済も使いこなせるようになり、ナイトマーケットでストリートフードを味わったり、QRコードをスキャンして、シェア自転車に乗り、長安街をサイクリングしたりと大満喫。「北京は旅行する外国人にぴったり。本当に帰りたくない!」と話していた。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年7月22日

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