中国の2023年の無償献血者数と献血回数が過去最多に
人民網日本語版 2024年06月17日14:46
今月14日は「世界献血者デー」だった。中国国家衛生健康委員会によると、2023年、中国の無償献血者数と献血量はいずれも過去最多を記録した。
「世界献血者デー」は今年で20周年を迎えた。1998年10月に「中華人民共和国献血法」の実施が始まって以来、中国は無償の献血制度を制定し、整備を続けてきた。無償献血者数と献血回数はここ約20年増加し続けてきた。そして、2023年、中国の無償献血者数は前年比5.9%増の延べ1699万人、献血量は同比4.8%増の2892万単位に達し、いずれも過去最多を記録した。
山東大学斉魯医学院の学生・王俊焱さんは、「これまでに、1600ミリリットルを献血してきた。電子版の献血証を見ると、私の血液でこれまで何人の人を助けてきたのかを知ることができ、とてもうれしく、やりがいと満足感を感じる」と話す。
Rh陰性の血液は、希少なことから中国では「パンダ血」と呼ばれており、提供者がなかなか見つからないというケースが多い。陝西省西安市児童病院・神経外科の医師である江彬さんは、大学生の時から、無償での献血を始め、ここ20年で、献血量は合わせて7600ミリリットルに達しているという。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年6月17日
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