福島第一原発で電気供給系統の一部が停止　中国大使館報道官がコメント

在日本中国大使館の報道官は24日、福島第一原子力発電所で設備に電気を供給する系統の一部が停止した事故について、記者の質問に答えた。

【記者】24日午前、日本の福島第一原発で設備に電気を供給する系統の一部が停止し、作業員が負傷し、廃炉作業を監視する「免震重要棟」で断続的に停電が起きた。このことについてコメントは。

【報道官】福島第一原発で事故が絶えないことは、東京電力の管理が無秩序で混乱しており、作業の安全確保が困難であることを改めて示すものであり、国際社会による監督実施の必要性を一層浮き彫りにした。我々は引き続き事故の影響を緊密に注視していき、日本側に対して、周辺諸国と国際社会の懸念を正視し、利害関係者が具体的に参加する、独立した、実効性のある長期的な国際モニタリング体制の構築に全面的に協力し、責任ある方法で原発汚染水を処分するよう、改めて要求する。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年4月25日