人民元が4ヶ月連続で世界第4位の決済通貨に
人民網日本語版 2024年04月19日14:30
中国人民銀行副総裁兼国家外為管理局局長の朱鶴新氏は18日、国務院新聞弁公室の記者会見で、今年第1四半期(1-3月)、中国の全ての物品貿易クロスボーダー決済のうち30%近くが人民元で行われ、人民元が4ヶ月連続で世界第4位の決済通貨になったことを明らかにした。SWIFT(国際銀行間通信協会)の発表した統計によると、人民元のシェアは再び上昇し、ほぼ4.7%に達した。
今年、金融管理当局は、再融資、再割引、零細・中小企業向け包括的融資支援などの役割を十分に発揮し、金融機関や民間企業が中小零細企業への融資を増やし、融資コストを下げるよう誘導した。また、クロスボーダー人民元支援政策を複数打ち出し、国境を跨ぐ貿易と投資の円滑化を促進した。
金融管理当局はさらに、国境を跨ぐ貿易と投資の高水準の開放の試行範囲を拡大し、企業の手続きを減らし、コストを下げ、効果と利益を高めた。銀行や決済機関に対して、越境ECなどの新業態主体の取引電子情報に基づく貿易決済の取り扱いを促した。第1四半期には、累計2億3000万件の関連取引が処理され、120万以上の小規模・零細業者が利用した。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年4月19日
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