中国宇宙飛行の新記録! 西昌発射場が中国200回打ち上げの最短時間を達成

人民網日本語版 2024年02月05日14:49

キャリアロケット「長征2号C」が3日、西昌衛星発射センター西昌発射場から打ち上げられた。「吉利星座02組」衛星を予定の軌道に投入した。これは西昌発射場で実施された200回目の打ち上げ任務だった。新華社が伝えた。

西昌発射場は1984年に実施された初の打ち上げからわずか40年で0から200の突破を成し遂げ、中国の200回打ち上げ最短記録を達成した打ち上げ場になった。

西昌発射場は1984年に正式に完成し、使用開始された。同年の4月8日夕方にキャリアロケット「長征3号」がここから離陸し、試験通信衛星「東方紅2号」を順調に宇宙に投入した。西昌発射場の初の打ち上げが無事成功した。40年にわたるロケットの華々しい打ち上げに伴い、中国初の国際商業衛星「アジア1号」、中国初の北斗衛星及び「嫦娥1号」などの数百基の衛星がここから宇宙・深宇宙に向かい、中国の宇宙飛行史の10以上の「一番」を達成し、中国の宇宙飛行の「大から強へ」推進する重要な貢献を果たした。

西昌発射場がある西昌衛星発射センターは1970年に建設され、主に地球同期軌道衛星などの宇宙打ち上げ任務を担当し、中国で衛星打ち上げ数が最多で、対外開放が最も早く、打ち上げ軌道が最高の宇宙打ち上げセンターだ。2022年11月12日午前の宇宙貨物船「天舟5号」の打ち上げ成功に伴い同センターの打ち上げ完了回数が200回に達し、中国初の200回の打ち上げを遂行した宇宙打ち上げセンターになった。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年2月5日

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